【欧州へ留学した時のお話】

留学で欧州にいた頃

イギリス人🇬🇧の先生に、クラスメイトは約20名。

18歳〜45歳まで、様々な人種、異なったバックグラウンドを持った人たちでした。

日本人は私だけ。

日本でもよく見かける教科書を使っていました。

英文法の授業の時間は

コの字型に机を置いて授業を受けたのですが、

そのほとんどがグループワーク。

教科書を開いて、

「この文法わかる?」

「この単語の意味わかる?」

「この言い方がなぜ間違いなのか知りたいな」

「隣のグループにも尋ねてみよう」

「この表現は聞いたことあるので合ってると思う」

「合ってるかネットで調べてみよう」

と言ったような会話が飛び交い、

クラスメイトと話しながら一緒に答えを導き出すスタイルでした。

そんな授業を受けたことが無いアジア人の小娘な私は

驚きを隠せず、必死で食らいついていくスタイル。(笑)

先生は何をしているかというと、

ずっと我々のワークをずっと観察していて

わからないことがあれば「ヒント」を与えてくれる存在。

間違っていれば、その都度教えてくれる。

日本で当たり前のように行われている

習ったことを受動的に教科書に書き込むスタイルの授業は1度もありませんでした。

・知りたいことは自分から情報を取りに行く。

・わからなかったら人に聞いて、メモに残す。

・間違うのは理解しようとした証拠。間違って全然OK!

・何が間違っていたのかを分析する。

【勉強】とは何か?を考えさせてくれるかけがえのない機会でした。

当時は効率が悪いのではないかと思い苦労したものですが、

グループワークで学んだことは今でも頭の中にしっかり定着していて、

生徒さんたちに教える力となっているので、

ダニエル(先生)にはとても感謝しています。

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